『練馬さほどチヌ釣っていない問題』について

学生時…

私は学生時点で既にチニングにハマっており、同時に本格的な投げ釣りにも打ち込んでいました。学校で魚についての勉強をして、帰宅後バイトを頑張り、退勤後に夜中まで釣りに夢中になるような日々を過ごしており、それはそれは楽しい毎日でした。

投げ釣りについては、当時住んでいた静岡から、南は九州の熊本・佐賀、北は東北の仙台にまで飛行機で遠征して、2月の寒空の下でテントを張って野宿していたこともある程です。それなりにアクティブに打ち込んでいました。

ハゼクチ というマハゼのバケモノみたいな魚が有明海にいるのですが、そのためだけに熊本に行ったりしていました笑

しかしある日突然

急病を患い、二十代前半にして突然障害者になっていまいました。(具体的な病名はあまり言いたくないのですが、)症状として、「疲れが非常にたまりやすく、非常に抜けにくい」といったものがありました。これは治るものではなく、一生付き合っていかなければいけないもの、と医師から説明を受けたとき、愕然としてしまいました。

チニングへの影響

まず早速解ったこととして、
・ランガンで釣果を重ねる体力が無い
・貧果の時に釣りを延長する体力が残らない

・ポイントをハズした時に、別の場所に移動する体力が残らない
・そもそも常に疲労に支配され過ぎて、集中力がガタ落ち
といったものがありました。

つまりは、歩数と時間に著しい制限が加わり、ポイントのコンディションが思ったより悪かった場合にほとんど詰み、体調も常にダメ寄り、という状況になってしまいました。

当然ながら釣果は落ち込みまくり、一時は釣りそのものから引退しようか、等と考えます。しかしなんだかんだで釣り愛を捨てきれず、自分が出来る範疇で色々と頑張ってみました。

チヌのいる水辺に立てない時間も

意外と、チニングの釣果に間接的に繋がるような行動が出来ることに気付きました。読み物・調べ物はもちろん、家のすぐ近くの小川でタックルやリグの詳細なセッティング出しをしたり、水中のルアーの挙動をしっかりと見たり、ロッドビルディングやリールの改造などにもより深く打ち込めるようになりました。

意外と、これはこれで、今まで軽んじていた事にしっかり向き合う事が出来たので悪くないのかもしれない…なんて思い始めます。

もちろん、高い頻度で釣り場に行って色々と検証を進めるに越した事は無いのですが…

サイトチニングのポテンシャル

こうした事情に、(結果的にチヌに逃げられるにしろ、あるいは喰わせられるにしろ…)ごく短時間で一撃で勝敗が決まるサイトチニングは私と非常に相性が良く、ある意味強制的に経験値を引き延ばされました。
魚が居なければ潔く帰って体力を温存出来ますしね笑

副産物的に

リグの挙動を注視する・魚の挙動を注視する…等々…

色々なものが肉眼で見えると、頻度のゴリ押しで釣りをしていた過去に比べて、何倍もの情報が入って来る事に気付きました。それは驚きの連続、意外性の連続であり、今まで信じていた『チヌ釣りにおける古くからの定石みたいなもの』と真逆の結果を示すことも多々ありました。

とあるプロの方から

バイトシーンの動画を上げたりしていたところ、SNS経由で、とあるメーカーのプロスタッフの方(もちろんチニング製品もガッツリ監修されています)の目に留まり、所作等を非常に高く評価していただいた一方、「(SNS上の日頃の投稿を見る限り)さほどいっぱい釣っているように見えないけれど…」といった率直な意見もいただきました。

その際私は、内心返答に悩んでしまいました。

結局あっさりと、ぼんやりとした回答で済ませてしまったのですが…

奥底にあった事情としてはこんな感じです。

そして

学生時代に打ち込んだ魚についての勉学や、静岡と東京湾域での対比的なチニング経験など…思ったよりも財産に近しいものが多くある事に気付きました。

その上で、
・最近チニングを東京湾で始めたけれども、世の情報の通りにやっても全く釣れない
・釣りは好きだけれども、色々な事情で時間やお金などに制約がある

等々…多くの方にこのコンテンツを評価していただける事に気付きました。

しかし、以上の理由から釣獲尾数や釣行回数等の数字に説得力を持たせる事は難しいです。


当コンテンツでは、科学的な視点と裏付けを重視して、一匹一匹の解像度を上げるような形で、チニングについてのあれこれを考えていきたいと思います。

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